催眠状態を作り出しているのは、あなたの脳です。
脳機能に働きかけるテクニックで、
催眠状態が生じます。
あなたは催眠状態に誘導されて、
さらなる催眠深化を受け入れたとします。
そこで感じる世界は、
意識はあり、言葉も理解できているのに、
非現実の世界に身を委ね、受け入れるようになります。
それは、決してあなたに不利益をもたらすものではありません。
あなたが望みさえすれば、多大な有益な効果を得ることができるのです。
それが催眠の世界なのです。
人は未知の世界や、人に支配されることを恐れ拒絶します。
しかし、催眠状態は単に支配されているのではありません。
もちろん、テレビなどで見るショー催眠は、
人が支配されて遊ばれているように見えます。
しかし現実には、本当に人が嫌がることや、羞恥心を感じること、
本能の意志に反することなどを支配することは、自ら望まない限り不可能です。
催眠療法と呼ばれる療法があります。
何らかの精神的な苦痛や心の病の症状に苦しめられている人を
催眠にかけて、適切な処理を行い治していくという療法です。
催眠状態を活用することで、心=脳に働きかけることができるのです。
催眠という技法によって作り出していく脳内の世界は、
人類に多大な有益な効果をもたらします。
催眠が、もっと科学的に活用される時代が必ず来ます。
そのとき、人類は自らの心を、自らの意志でコントロールし支配できるようになることでしょう。